山口花店

今日は早めの更新です！

本日佐賀は台風の影響により夜中から風やら雨やらが強かったですね(;´･ω･)

でも夕方には通り過ぎて台風一過で晴れるみたいですよ♪( *´艸｀)

さてさて、本日はお彼岸について書こうと思います！！
お彼岸はいつからはじまってるのか、そしてなぜ春と秋の二回あるのか？

調べてきました(笑)

実は、お彼岸に墓参りをするのは日本独特の風習で、仏教国であるインドやその他の国では見られないそうです！

「彼岸」そのものは仏教の教えですが、「お彼岸」は日本でのみ行われ、正式名称は「彼岸会（ひがんえ）」と言います。

日本には、古来より農耕儀式や自然崇拝の考えがあり、種を撒く時期（春）や収穫の季節（秋）には五穀豊穣や安全を山や先祖に祈願しました。

また、仏教の伝来前より『神道』と言って、万物に神様が宿るという考えが日本にはあり（八百万の神）、太陽も神様として崇められていたことから、そこに仏教の西方浄土の教えが伝わったことで、太陽が最も真西へ沈む（西方浄土）春分・秋分の日に先祖を供養するのがよいと考えられるようになったのではないかとされています。

サンスクリット語のパーラミター（波羅蜜多）が語源とされており、パーラミターとは到彼岸、つまりは煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地のことを言います。

逆に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸（しがん）と言い、此岸にいる者が「布施」「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」、「智慧」の6つを修業することで、彼岸に行くことができるとされています。

ちなみにこの6つの修業を『六波羅蜜』と言います。

また、仏教の西方極楽浄土の教えにより、十億万仏土先の西方には阿弥陀如来がいるとされる浄土がある、言われていることから、太陽が真東から昇って真西へ沈む春分・秋分の日を中日として前後3日計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に修業をするのがよいとされていたのです。

サンスクリット語とは仏教を信仰しているインドの言葉みたいです！

そのサンスクリット語を漢語（古代中国の言葉）で翻訳したのを到彼岸というらしいです！

それを漢語（古代中国の言葉）で翻訳して彼岸になったというのが有力な説みたいです！！
知らないことがいっぱいですね・・・

それとお彼岸に咲く花として有名なのは彼岸花ですね！！

必ず毎年、お彼岸の前後で花を咲かせる不思議な花です！

別名：曼珠沙華（まんじゅしゃげ）
サンスクリット語で天界に咲く花という意味らしいです。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているそうです。

知ってる方もいられると思うのですが彼岸花には毒があり主に茎の中にあります。

この毒は吐き気や下痢などの症状がおこり、ひどい場合は神経麻痺までおこるそうですよ(;´･ω･)

なので絶対に食べないようにしましょう！！(笑)

あと、お彼岸に御供えするものとして有名なのが「おはぎ」と「ぼたもち」ですね

これの違いなのですが

呼び方が違うだけで素材や作り方は同じだそうです！Σ(ﾟДﾟ)

ではなぜ呼び方が違うのか？？

それはお彼岸「春」と「秋」にあるのが関係しているんです！

「ぼた餅」は漢字で書くと「牡丹餅」、「おはぎ」は「お萩」と書きます。すなわち、「ぼた餅」は春に咲く牡丹を、「おはぎ」は中秋の名月に供える「萩」から名付けられているのです。

ちなみに、お彼岸に「ぼた餅」や「おはぎ」を食べる理由については、材料に使われる小豆の朱色が、災難から身を守る除厄の効果があるとされていたからです。

なんと調べてみると面白いですね(*´▽｀*)

と、お彼岸はなぜ二回あるのか、お彼岸は日本だけの文化だったなどいろんなことがわかりましたね♪

台風でお墓掃除やお墓参りに行けなかった方も多いと思いますが夕方ごろからは晴れるみたいなのでぜひお墓参りに行きましょう！

久しぶりに長く書きました(*^-^*)

なぜかというとね・・・台風ね・・・困ったね・・・(´;ω;｀)

ではこの辺で！！

また来週をお楽しみに♪( *´艸｀)